今月の高学年のことばやさん

今回は”かんがえることばやさん”の話
【てにをは】といわれる、言葉をつなげるときに大事な文字。
助詞といわれるこのひと文字がかわれば同じ絵をみても
主人公が変わったり、目線が変わる。
それを体感してほしくて
今回はカードを使って文章を作ってもらいました。
用意した文字は【は・が・と・を・も・へ・の・に】
まずは練習に おさるのジョージのカードつかって考えます。
こちらからは「ひと文字をつかって一文」と思っていたのに
みんな優秀で文字をどんどんつなげて文章を作っていきます。
🐒ジョージ【は】ギター【を】ひいて、ことり【に】きかせている
🐥ことり【は】ジョージ【の】ギター【を】みている
🐒ジョージ【と】ことり【が】うたってる
🐒ジョージ【も】ことり【も】かげがある
🐥ことり【へ】ジョージ【が】きかせてる
すごい!文字カードを全部使えてる!
次は絵本から気に入った絵を選んで てにをは を意識しながら物語を書いてもらいます。
作文用紙一枚にスラスラ書く子供たち、ほんとにすごい。
せっかくなのでお話の最初の方を少しばかり…
【ある休日どうくつからキツネとオオカミがイノシンからにげています。
その理由はさかのぼること一時間前、二匹は川へつりに出かけます。
その目的は魚を家族へプレゼントするという理由がいっちしたからです。
つりが終わった帰りニ匹の家へ帰るためには
どうくつの前を通らなければなりません。
二匹はガタガタふるえていました。
どうくつにはイノシシが住んでいるからです。
オオカミ「君が先に行きなよ。」
キツネ「いやいや君が先に行きなよ。」
そのゆずりありの声がどうくつにひびいたので
イノシシが起きてしまいました。
イノシシ「オレも魚が食いたい」
ですがイノシンは素直に言えず強引にうばってしまいました。
おわびをしたいと考えたイノシシはあることをしました】
続きが気になりますが何をしたのかは想像におまかせしますね(笑)
やはり普段から読書の習慣のある子は
普段の会話では使わない言葉を知っているし
読みやすい文章だったり、文字ならではの表現をうまく使っているなぁ
という印象を持ちます。
文字の表現とは、会話文の入れ方だったり、
句読点の使い方だったり、行の余白だったり
目で見る表現のことを意味しています
会うたびにどんどんうまくなっていく表現方法に
驚かされてばかりのてんちょーでした。

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